プロフィール

うんげん

Author:うんげん
雲南省とチベットの国境らへん↑

やまもと りょーた。

京都

瓜生山の古家に住む

34歳

24カ国放浪

大阪芸術大学、写真学科卒。
長久手町出身。





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まとめ
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01月27日(水)

国境





あれは、愛知県と岐阜県の県境を、
おかんのMR2でがんちゃんと、
さびれた温泉に向けドライブしてた。

森を抜け田園地帯に出た時、
ふとグアテマラとホンジュラスの国境の風景が浮かんだ。

急に、国境について、感じ始めた。

なぜ、存在するのだろう。

国境。

人が始まった時、初めに家族を作った。
そして、家族を外的から守る為、柵を作った。
親類が集まり、さらに大きな柵を作った。
そして、仲間が増えると、町が出来上がる。

権力の発生。

欲望は誰にでも存在する。
時には暴力へと変化する事さえある。

縄張り争い。

遠い昔から、人は柵を作る。

家族から始まる人生を見直すべきだと思います。


その現場で、今、死にかけている存在を探し、
それを記録する。

これからも旅はする。
限られた時のなかで。
でも、目的地がある。
探しまわり、足の裏がズルムヶになるまで散歩して
国境を撮るんだ!

それから、2008年3月、チベット争乱の中、
香港へ中国ビザを求める。
発行停止。
ビザ無しで入国。
雲南省の警察署で延長とかしてもらえた。
雲南省で働きながら、素敵な出会いをしながら、
ヒマラヤの渓谷の始まりを、風でかんじながら、
ラサを目指した。
様々な国籍の7人が集まりランクルに乗り込んで。
最終地、飛来寺村 3500m

思い通りに往かない事もある。
それを、知った後、
北大東島でがんちゃんと製糖工場で働いた。
働く喜びは、ここで学んだ。
そこには、リン工場跡地がある。
閉鎖され、台風などの猛烈な過酷な環境の中、
人は、しっかり生きていた。
日本の離島。国境ライン。アメリカ?中国?
世界の人の住む島の中で、最も古い珊瑚礁隆起の島。
レインボーストーンなんお宝もある。
探したけど、仕事一本してた。なかったな。
島の人達に家族に入れてもらった気がした。

国境。

追います。この限られた時の中で。
自分らしく生きてみる。


ryota


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03月28日(日)

日本畳へのスタートライン

今朝は曇り空。
7時に目が覚めた。
いつもと違う天井。
いつも旅に出た時に感じる同じ空気。
いつもと、違う空間で目が覚める事。
いつもと、違う布団に包まれてる。

そっと、キッチンに向かう。
昨日の宴会の爪痕が、散々に広がる。

一昨年、雲南省の旅からの帰国途中に、
出会った旅人。雪山男。大理で少林寺に入門してた。

その上海からの帰りの船で
北アルプスの麓、白馬に移住したと言っていた。

今回の目指す、鬼無里まで車で1時間の距離。
また始まる、居候トラベル。
ベースキャンプ地としては、最高のポテンシャルを築いていた。

山や雪や川の好き過ぎた人たちが集まっていた。
去年、雪崩に飲み込まれたスノーボーダー。
92センチの魚を釣る、フライフィッシャー。
この二つを同時にこなす、横乗り釣り好きの、
ふせさんはスノーボードを木で造る工房に修行入りし、
白馬に本拠地を構えて、イロイロしてるらしい。

そこにいた、9人の男女は、それぞれに自然を楽しんでいた。
ビールが足りない!!

かすかな記憶がフラッシュバックしながら
朝、外界へドアをあけ散歩にでた。

目の前に広がるのは、
ぶあつい雲と水蒸気の隙間から、
3000m峰の北アルプス山脈の雪山肌。
もし、青空ならチビリそう。

白銀の世界に迷い込んでいた。
雪解けの小川が、家の裏に流れてる。
夏のビールや野菜は、ここで冷やせばいい。


彼らは冬山登山重装備で、あのどこかの頂を目指す。
そして、新雪をボードで滑り降りてくる。
時には、雪崩に遭いながら生還する。
ちゃんと映像にしていたので共感を少し想像できた。
行きてぇ。白銀の山頂!
滑りてぇ。だれも踏んでない雪!
じゃが、重装備。
アイスクライミングから雪下駄、ボード。。。
今度にしよう<笑>。

目指すは、鬼無里。

朝を、ゆっくり過ごした後、
昼前に出発した。

一つ峠を越えるときは、雪がドシャっと降っていた。
道路脇には1mの堅い雪が残っている。
山頂には、木造の三重の塔が建っていた。
山道を慎重に降りて行くと、小さな里があった。

鬼無里。

まずは、腹ごしらえ。
おやきを食す。

いろは堂。
お進めします。おやき屋さん。

そこで、古里資料館のパンフを見つける。
そこには、畳糸の再現模型の写真が。

早足で資料館を訪ねて、
さっそく見せて頂いた。

ありました。

畳糸


この2ヶ月あまり、この糸を探していました。

畳専用麻糸

氷糸。

雪山独自の方法で、最も艶があり丈夫な畳専用の糸。

この束は、この世に2つしかない。
入手不可能。展示品のみ。

40年前に生産はストップしていた。
70年代の日本。
何が起こったのか。

しかし、70歳と80歳のおじいさんが技法を知っていて
年3回、ワークショップをしているらしい。
是非参加しますと、伝えた。

糸を少し分けて頂いた。
頬を涙がつたう。

必死に探した。日本の伝承。
色々な仲間からアドバイスを受けながら、
色々な専門家の指示を頂き、
やっとたどり着いた。
氷糸。
ー10度以下の凍てつく寒さの中の作業。

寒晒し。

より強度を高める為の作業。
この里でしか出来なかった、幻の技法。


フラッシュバック。

日本畳の模倣。

大一歩。糸の巻。
スタートラインっす。

アシストは京都、老舗麻問屋の番頭さん。


ワークショップ
http://www.hemp-revo.net/shinshu/shinshu2007.htm



 
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